「死」について少し考えてみた

今日はTimさんの息子さんがやっているfarm に連れて行ってもらった。

羊1頭と、豚2頭を〆るところを、見学させてもらった。

〆るのにはfire gunを使っていた。

最初に羊を〆た。

見てるだけだったけど、心臓がすごくドキドキした。

Timさんと息子さんの、緊張感、ゾクゾクする感じも伝わってきた。

たぶんふたりとも、ほんとは命を奪う、なんてやりたくないと思う。けど、これは自然の摂理であることも認識している。

一部始終を見たけど、私は自分で想像していた以上にpeaceful, calmな感じだった。

(今回は私は直接手を下してはいない。見てただけ。)


豚を殺すとき、けっこうな悲鳴をあげていた。

地獄絵図、とも言えるし、スケールはちがうけど、津波で町が流されていくのと、そんなに変わらない、と思った。

戦争よりかはいいかな、って思った。(戦争も津波も直接触れたことはないけど)

魂が、体から抜けていく、、

天に召される、なくなる、、、

これが「死」というやつだ。

switch をoffにするのと、scale はちがうけど、そんなに変わらない。


自然界には、生も死もあふれている。

畑の草とりをする。

たまねぎの苗を間引きする。

レタスに群がっているカタツムリを殺す。

蚊やハチを殺す。

大根やにんじんを地面から抜く。

ヒルの頭を棒で叩いて、殺す。


私がやるこういうことと、今日の彼らの仕事は、そんなに変わらない。


でも、、、

ネズミを鍬でつぶす

野生の鹿を銃で殺す

このへんはまだちょっと難しいなあ

(わなは免許取ろうと思っている)


ましてや、、、

だれかを銃で殺す

ミサイルのスイッチを押す

やりたくないなあ、、


あと、、、

睡眠薬を大量に飲む

駅のホームから飛び下りる

これもやっぱりやりたくない、、、

やろうって気になるのもやだし、

(安楽死とかそういうことは考えるときがくるかもしれないけど)

自分のまわりの大事な人が、そういうことになるのもやっぱりちょっとやだなあ、、


でも「死」自体は怖いものじゃない気がする。

老いて、天寿をまっとうして、自然に(?)お迎えが来て死ぬのは、とても美しいと思う。

Timさんとこの竹。

自然に倒れて、朽ちて、次の世代を育む土になる。

こういうのは、とても美しいから、受け入れやすい。


命を奪う。絶つ。

自然の恩恵を受ける。

何がちがうんだろう?


やりたくないことは、やらなくていいのか?

やれることを、やればいいのか?

まだまだ、わからないことだらけ。

でも、すこーし上に伸びたような気がする。


今日のfarm には、子どもたちもいた。

一緒に歌をうたったり(ちょっと歌うたってみて!と言われて歌ったり笑)、写真撮ってインスタにあげたり(やって!と言われてやったり笑)、おんぶしたりだっこしたり、、、

一緒に遊んでくれて、ありがとう!笑


なんか、自分の小さいときの、ホームビデオ見てる気分だった笑

どこでも同じ!♡


Timさんが、「ここではみんなequal なんだよ」っていうの。

うんうん。I like that!


まとまらないけど、とにかく今日も私は生きている。

できれば世界も平和であることを祈って、、f:id:harucabbage:20190818153359j:plain